■ルール詳細について
・関東では基本のアリアリ(喰いタンあり、後付あり)ルールです。
・35,000点持ち、40,000点返しです。
・とは8枚全てがドラ(赤)扱いです。
・は抜きドラで、一部の役満以外では手牌で利用できません。
・ツモ損なしのため、被ツモ時の支払いが大きい。(例:子の倍満ツモは、6,000点-10,000点の払い)
・フリテンリーチなしです。
・祝儀牌は、青が2枚、青が1枚、金が1枚で、青牌が4,000点相当、金牌が8,000点相当の祝儀になります。
・3麻としては、特殊なルールとして白ポッチ(リーチ時のツモで常にオールマイティ)があります。
■ネット麻雀と、フリー3麻の大きな違い
大きな違いは3点あり、5が全ドラ、ツモ損なし、祝儀牌の存在です。
5が全ドラにより平均打点が高くなり、手役を追う必要性が低くなっています。
5が全ドラかつ5に祝儀牌があるため、手配が常に内側によりやすく。内側の牌の危険度が増しています(片スジは外側を切った方がいい)。
祝儀牌の存在とツモ損なしにより、ネット麻雀より押すべき局面が多いです(が、押し過ぎている人のほうが多い印象なので注意)。
フリテンリーチなしとか、関西のナシナシルールなどは、戦術を語る上で影響は低いです。
コメント
初めましていつも勉強させてもらっています。
関西三麻だと、
①自分が平和のみ(とかタンヤオのみ)の手で他家が抜きドラを出してる時は、リーチしないほうがいい
②リャンメン待ちでも47、36とかは役ありだったらリーチしないほうがいい
とかを聞くのですが、それは本当でしょうか?また何故なのでしょうか?
コメントありがとうございます。
はっきりと断言しますが、関西・関東関係なく①②とも嘘です。
特に①に関しては「データで見る三人麻雀」で立証されており、②はそこから推察されます
大田のフリー三麻の経験則からも嘘だと言い切りたいです
よく聞く理由としては、それだけ三麻の戦術が確立されていないだけです
(過去、四麻でもカンチャン約なしドラ1が非リーチ推奨だったように・・・)
関西三麻の雀荘メンバーの者ですが、①は子の場合は、②も親の高打点の場合当てはまりますよ(^-^)
ドラインフレの三麻は、突き詰めると親落としゲームです。
特に自分が子のときに両面だからといって何でもかんでもリーチに行っていると、もう1人の子がオリてしまい、その間に親に押し返されて親に放銃したり親にツモられたり···などということが結構起こるものです。
なので、子と子が結託して親を落とせるようにするためにも、ピンフのみなんかはむしろダマにするほうが有効な局面も多いです(親が抜きドラ×3の場合などは尚更)。
子からの差し込み代(しろ)を残すためにも、ですね。
コメントありがとうございます。大変励みになります。
コメントの通り、状況に応じてリーチしない場合あります。
特に高打点の場合は「リーチ判断」のところで記述してますので、見ていただけると嬉しいです。
親を流すために、ダマにするケースはありますが、レアケースかと思って、作ってませんでした。
具体的には
・染めかつ染め色のあまり
・ドラカンで高打点が見えてる終盤(12順程度)
あたりです。ここは感覚なので、未精査な部分です。
ところで、関西三麻は親落しゲームなんですかね・・・
関東は祝儀配分がどうしても大きく、全力でみんなツモりに行くんですよね。
関西は面前祝儀や、そもそも裏ドラにしか祝儀なしのようなルールも見たことがあるので
そういうゲームになりやすいかなとは思っておりました。
関西サンマでは赤に祝儀がつくことはないですね。
かわりというわけではないのでしょうが、北や華などの抜きドラのうち一枚が祝儀対象になるルールはよく見かけますね。
①については平場の早い巡目なら立直します。
中盤以降で抜きドラに加えて5も見えていないような場合はベタオリも視野に入れてダマります。
②はほぼ全ての場合で立直します。
ツモ損なしのルールだと、親でも倍満に満たない手をダマテンに取る意味はあまりないと思います。