先制リーチ判断


結論

先制テンパイ時は、ほぼリーチが正解で、例外は以下
・(例外①:役ありテンパイ時):良形変化のある愚形と、ダマ倍満以上はダマ
・(例外②:役なしテンパイ時):2枚切れカンチャン(ペンチャン)、片方切れのシャンポン待ちはテンパイ外し

■ほぼリーチが正解

例外を2点書きましたが、どちらも頻出しない(7~8回中1回くらいの感触)のため、先制テンパイ時はほぼリーチ、迷ってしまったらリーチぐらいで覚えてもらっても構わないと思います。

「愚形や役があれば、とりあえずダマ」と考えてる人が多いのですが、逆の発想で「とりあえずリーチで、愚形や役ありのときにたまに例外ある」と認識した方がいいです。


■役ありテンパイ時

発生する例外のほとんどが、良形変化のある愚形です。

良形を両面以上もしくは字牌を含む待ちで定義します。愚形はそれ以外全てで、ペンチャン、カンチャン、数牌のシャンポン・単騎ですね。

良家変化のある役あり愚形の例としては、以下のようなものです。
三筒三筒四筒赤五筒赤五筒二索三索四索四索赤五索六索發發

一通など、以下のような良形変化のない形は、そのままリーチで問題ありません。
一筒二筒四筒赤五筒六筒七筒八筒九筒三索三索三索七索七索
(頭が字牌の場合は、良形変化の可能性があるためダマでもOK)

最後に、ダマ倍満ですが、リーチによる打点向上の可能性が薄いため、ダマ推奨としてます。


■役なしテンパイ時

役がない=ダマだと出上りできない=ほぼリーチと思っていただいていいのですが、極端に待ちが悪い形はテンパイ崩しをします(出上りできないのにテンパイをとってダマにしない)。

具体的にはカンチャン、ペンチャンの2枚切れと、片方が2枚切れのシャンポン待ちです。これらは、上り率が極端に低く、手を崩して他の待ちをめざしたほうがいいです。

あと、良形手変わりが多い場合(序盤で7~9種以上程度)もテンパイ崩し推奨です。こちらは「テンパイ崩し」のページで詳しく解説します。

例えば、ど真ん中の四筒単騎などでリーチしないのは、その待ちが弱いというより、手変わりが多いことが理由となります。

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