対フーロ


結論

・ダマテンとは異なり、鳴き手のテンパイ率は高く、危険度B以上の牌は安易に切らない
3フーロでほぼテンパイ2フーロは6順目以降、1フーロは8順目以降で約50%がテンパイ
・アガリを目指している限り、翻牌は絞らず前にでて、鳴かれたら降りるという打ち方が正しい

■フーロ対するケアは重要

ダマテンと比較して、フーロに刺さる危険性は高く、注意が必要です。

「テンパイかどうかわからないから、とりあえず押す」ではなく、どの程度危険なのかを意識して、不要に危険な牌を通してはいけません。

具体的に、フーロ数別に解説します。


■どこまで押していいか

3フーロの相手は80%以上の確率でテンパイだと思っていいです。したがってリーチ相手と思ってよく、押し引きの判断は「押し引きの章」を参考にしてください。

2フーロの相手で6順目以降、もしくは3~7の数牌が1枚以上でてるとき、半分以上がテンパイと見て良く、危険度B(無筋23、片筋4)以上の牌は切ってはいけません。

1フーロの相手で8順目以降、もしくは3~7の数牌が2枚以上でてるとき、半分以上がテンパイと見て良く、同じく危険度B(無筋23、片筋4)以上の牌は切ってはいけません。

フーロ数と順目ごとのテンパイ率については、天鳳でのデータで明らかになってますので、こちらも参考にして下さい。

■絞らず前に出て、鳴かれてから考える

「鳴かれたから翻牌を絞ろう」ではなく、いけるところまで行って、ダメなら降ります。

例えば、7順目の1フーロの相手に發を切って、鳴かれれば危険度B以上は切らない、という打ち方にになります。

極端なことをいえば、3順目くらいまでに白發を鳴かれている相手に対して、中は切ってもよく、中を鳴かれてから考えたらいいです。


■無駄なアシストは防ぐ

とはいえ、自分が勝負にならないような遅い手で、不必要に相手の手を進めさせるのは避けたいです。

こちらに関しては「自分の手が遅い時」のページで解説します。

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