結論
・ベタオリは、単純に危険度表の順に従うだけ
・安牌がない場合は、危険度が同じなら複数ある牌を切る
・2リーチは、片現物でもう片方に危険牌を切るより、両方に安全そうな牌を切る
■危険度表にしたがって忠実に降りる
ベタオリに関しては「牌の危険度」で説明した、危険度表にしたがって忠実に降りるがのいいです。
裏筋、跨ぎ筋、山に残ってそうな牌などなど、高度(?)な読みは一切必要ありません。(考慮するのは染め手ぐらいです)
なお、同じ危険度であれば、複数ある牌を優先して切ります。これは、暗刻持ちによる危険度の上昇リスクより、安牌が増えるメリットの方が大きいからです。
例えば、以下のような牌姿で全て無筋の場合 ツモ
勇気を出してを切りましょう
<再掲:牌の危険度表>
危険度 | 数牌 | 字牌 (~6順) | 字牌 (~12順) | 字牌 (13順~) |
S | 無筋![]() | |||
A | 片筋![]() | |||
(A-) | 無筋![]() | |||
B | 片筋![]() | |||
(B-) | 無筋![]() ![]() | 生牌![]() | ||
C | 中筋![]() | 生牌![]() | 生牌![]() | |
(C-) | 無筋![]() | |||
D | 筋![]() ![]() | 生牌![]() | 生牌![]() | 1枚切れ![]() |
(D-) | 中筋![]() | 生牌![]() | 1枚切れ![]() | 1枚切れ![]() |
E | 筋![]() | 1枚切れ![]() | ||
(E-) | 1枚切れ![]() | 1枚切れ![]() | ||
F | 2枚切れ![]() ![]() | 2枚切れ![]() ![]() | 2枚切れ![]() ![]() | |
Z | 現物 | 現物 | 現物 | 現物 |
■2件リーチに対して
片現物でもう片方に危険牌を切るより、両方に安全そうな牌を切るのが正解です。
ただ、両方に安全そうといっても、フワフワしすぎているため、具体的な切り方のルールを説明します。
まず、危険度表を、次の三段階に分けます
危険:危険度S~危険度B-
普通:危険度C~危険度E-
安全:危険度F、Z
その上で、以下の順に切ります
①:両方に安全な牌
②:親に安全、子に普通な牌
③:親に普通、子に安全な牌
④:両方に普通な牌
⑤:親に安全、子に危険な牌
⑥:親に普通、子に危険な牌
⑦:親に危険、子に安全な牌
⑧:親に危険、子に普通な牌
⑨:両方に危険な牌
で、①~⑨の順番を守った上で、親に最も安全な牌を切ります。
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