■かなり厳しい2件リーチ
2件リーチに対して、自分が良形テンパイで追いかけリーチが成立したら、アガり率が38%程度あるというデータがあり、一見2件リーチに勝負はありのように見えます。
しかし、自分のリーチ宣言牌が当たる可能性が1件リーチに比べ2倍弱になり、リーチ宣言牌が通りさえすれば勝負になる、というのが実情です。
また、2件リーチは、横移動の可能性が高くなり、1人リーチと比較して、実は失点期待値はさがります。これも降り気味に打つ要因の1つになります。
自分が愚形待ちの場合、リーチが成立したら、アガり率が24%程度で放銃率と同じ程度になるらしいです。これは、自分が親かつ安全牌切りでしか、勝負にならないです。
なお、自分が1シャンテン以上のときは、話にならないので素直に降りてください。
では、自分が親と子に状況をわけて、簡単に説明します。
■自分が親の時
自分が良形テンパイのとき、危険度B(筋23、片筋4)までは切って、追いかけてもいいです。
愚形テンパイのときは、苦しいですが、危険度D(筋23、オタ風、一枚切れ翻牌)までは切って、追いかけて
■自分が子の時
自分が子のときは、ほぼ降りていいです。
安全牌を切って良形テンパイなら追いかけリーチをかけていいという状況で、切っていいのは危険度Dまでです。
愚形テンパイのときは、そもそも追いかけリーチがダメで、勝負してはいけません。筋牌などを中途半端に押さず、素直に降りましょう。
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